
猛暑で公園に行けない日、家の中で「体力を使い切る」5つの遊び
2026-08-06
はじめに
朝9時の時点で、外はもう危険な暑さ。
公園には行けない。でも子どもの体力は満タン。
昼過ぎには家の中を走り回り、夕方には「つまんない」の大合唱。そして体力が余ったまま夜になると、今度は寝てくれない——。
夏、あるあるじゃないでしょうか。
夏の生活の話は、今日から何回かに分けて書いていきます。1本目は、家の中で子どもの体力をちゃんと使い切る遊びの話です。
ポイントは「筋肉を使う遊び」を混ぜること
家の中の遊びというと、お絵かき・ブロック・粘土などの座る遊びが中心になりがちです。
でも、夜の寝つきに効くのは、大きな筋肉を使う遊び。全身を動かして「ほどよく疲れる」ことが、暑い時期の生活リズムを守ってくれます。
保育園でも、外に出られない日は室内で体を動かすプログラムに切り替えます。おうちでできる形にアレンジして、5つ紹介します。
家の中で体力を使い切る5つの遊び
1. 布団の山のぼり
敷布団や座布団を重ねて山にして、登ったり転がったり。柔らかいので安全に全身を使えます。「山が崩れないように登れるかな?」と声をかけるとバランス感覚の練習にも。
2. 新聞紙ビリビリ→玉入れ
新聞紙を思いきりビリビリに破く(これだけでかなり発散します)→ 破いた紙を丸めて、洗濯かごに玉入れ。破く・丸める・投げるで、腕をたっぷり使えます。最後は「どっちが多く拾えるか競争」でお片づけまで遊びに。
3. テープの川わたり
床にマスキングテープで2本の線を貼って「川」に。ジャンプで飛び越える、線の上を綱渡りする、ケンケンで渡る。テープの幅を変えるだけで難易度が変わります。
4. 風船バレー
落としたら負け、のシンプルルール。風船はゆっくり落ちるので小さい子でも追いかけられて、気づけば親のほうが汗だくになります。
5. お手伝いエクササイズ
雑巾がけ競争、洗濯物運びリレー。実は雑巾がけは全身運動の王様です。「ありがとう、助かった!」で終われるので、体力消費と自己肯定感が同時に手に入ります。
遊びが5分で終わってしまう時のコツ
「せっかく準備したのに、すぐ飽きた……」を防ぐコツが2つあります。
**1つ目は、親が最初の1分だけ本気でやること。**子どもは遊びそのものより、「大人が本気になっている姿」に火がつきます。風船バレーなら、最初の1本を親が本気で拾いにいく。それだけで子どものスイッチが入ります。
2つ目は、「記録」を作ること。「昨日は10回続いたね。今日は何回いけるかな?」と昨日の記録に挑戦する形にすると、同じ遊びが毎日新しい遊びになります。紙に書いて壁に貼れば、立派な夏の成長記録です。
あと、水遊びができる環境なら、お風呂場に水着で入って水遊びも立派な選択肢です。体温も下がって、お昼寝への流れもスムーズになります。
動画に頼る日があってもいい
とはいえ、毎日これをやる体力は、親のほうにありません。
暑さで親も消耗する季節です。動画の力を借りる日があって当然。「今日は体を動かす遊びを1つだけやったからOK」くらいのゆるさで大丈夫です。
全部やろうとしないこと。それが夏をのりきる最大のコツです。
それから、体を動かす時間帯はできれば午前中に。午後の体力が切れた時間帯に無理にやらせるより、朝のうちに1つ動く遊びを入れておくと、お昼寝もスムーズで、1日全体の機嫌が変わります。「午前に1回、体を使う遊び」——覚えておくのはこれだけで十分です。
おわりに
外に出られない日は、「今日は室内キャンプの日」と思えば、少しだけ気が楽になります。
布団の山と新聞紙があれば、家は意外と遊べる場所です。
暑い夏、無理せずいきましょう。
今日も、おつかれさまでした。
めろん|保育士資格・保育士経験10年以上。5歳・6歳の娘を育てるママ。保育士の視点と母の視点から、子育てが少しラクになる話を書いています。
X(Twitter)→ @happycherish809